浄福寺は、室町時代後期に開かれたお寺です。
当時の領主である三木良頼の弟、左馬助直忠(さまのすけなおただ)がこの寺を建てたのが始まりとされています。
江戸時代の1803年には、江戸新吉原の遊女たちの寄付によってお寺の鐘が作られ、浄福寺に奉納されました。
その後、第二次世界大戦中には、戦争で命を落とす門徒がいたりと、悲しい歴史も経験しました。
浄福寺は、現在も地域の人々によって大切に守られています。